ユーザー参加型キャンペーン・ライブQ&Aの実施例

ユーザー参加型キャンペーンやライブQ&Aの実施例としては、以下のような具体的な事例があります。

• 花王メリーズのARカメラ＋写真投稿キャンペーン
  おむつのパッケージ風の写真が撮れるARカメラを使い、Instagramで「#メリーズ」ハッシュタグ付きの写真や動画投稿を促進。ユーザーが子どもがおむつモデルデビューしたかのような体験を楽しめ、自然なシェア意欲を引き出した例です。

• すみだ水族館の「LOVE推しペン超選挙」投票キャンペーン
  ペンギンの個性を紹介し、ファンが推しペンギンに投票。Instagramのハッシュタグ「#推しペン」で応援コメントも活発化し、来館しなくても参加できる仕組みでファンとの絆を深めました。

• 住宅展示場のライブ配信連動キャンペーン
  モデルハウスの内部をライブ配信し、視聴者限定のQ&Aセッションやアンケート・クイズを実施。参加者はコメントや画面上のボタンで参加し、抽選で住宅関連グッズや特別ツアーが当たる仕組み。リアルタイム双方向コミュニケーションでブランド信頼感を高め、来場促進にもつなげています。

• InstagramライブでのエクササイズQ&Aセッション
  トレーナーが自宅でできる簡単エクササイズをライブ配信し、視聴者からの質問に答える形式。参加者には抽選で無料体験などの特典を提供し、参加意欲を高めました。

• 丸亀製麺のTikTokハッシュタグチャレンジ
  新商品の「シェイクうどん」をテーマに、指定ハッシュタグでダンス動画を投稿させるキャンペーン。入賞者にはオリジナルグッズを贈呈し、TikTokとX（旧Twitter）を併用して認知拡大と参加促進を両立しました。

• ロッテ「雪見のばしチャレンジ」動画投稿キャンペーン
  おもちを伸ばす動画を投稿させ、抽選で賞品を提供。優秀作品は広告素材としても活用し、ユーザー投稿をプロモーションに活かす仕組みです。

• SNS投票・アンケート参加型キャンペーン
  商品知識を問うクイズや二択質問、新商品のアイデア募集アンケートなどをSNS投票機能で実施。回答結果を分析し、特典やパーソナライズドレコメンドを提供する例もあります。

• X（旧Twitter）ライブ音声や動画ライブを使った不動産物件説明会
  リアルタイムQ&Aを行い、参加者の疑問に即答。オンラインでの双方向コミュニケーションで顧客の関心を高める施策です。

これらの事例に共通するのは、ユーザーが気軽に参加できる仕組み（ハッシュタグ投稿、投票、コメント参加など）を用い、リアルタイムや双方向のコミュニケーションを重視している点です。さらに、参加者に対して抽選や特典を用意し、参加意欲を高める工夫も多く見られます。

以上のように、ユーザー参加型キャンペーンやライブQ&Aは、SNSの機能を活用しながら、ブランドとユーザーの距離を縮める効果的な手法として広く活用されています。