RAIDレベル別の速度・耐障害性・容量効率の比較は以下の通りです。
RAIDレベル | 速度 | 耐障害性 | 容量効率(例:8台構成時) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
RAID 0(ストライピング) | 非常に高速 | 低い(1台故障で全損) | 100% | 読み書き速度が最速。冗長性なし。容量効率最大。 |
RAID 1(ミラーリング) | 高速 | 高い(1台故障まで耐える) | 50% | データを丸ごと複製。信頼性は高いが容量効率は低い。 |
RAID 5(ストライピング+パリティ) | 高速 | 中程度(1台故障まで耐える) | 約87.5% | パリティで1台分の容量を使用。速度と信頼性のバランス良好。 |
RAID 6(ストライピング+ダブルパリティ) | やや低下(RAID5より) | 高い(2台故障まで耐える) | 約75% | 2台分のパリティ容量使用。高い耐障害性だが書き込み速度は若干低下。 |
RAID 10(ミラーリング+ストライピング) | 非常に高速 | 高い(複数台故障に強い) | 50% | RAID 0の速度とRAID 1の信頼性を両立。高性能だがコスト高。 |
詳細説明
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速度
RAID 0とRAID 10はストライピングにより読み書き速度が非常に高速です。RAID 5はパリティ計算があるため高速ですがRAID 0よりは劣ります。RAID 6はパリティが2重のため書き込み速度がRAID 5よりやや遅くなることがあります。 -
耐障害性
RAID 0は冗長性がなく、1台の故障で全データ損失します。RAID 1は1台の故障に耐えられます。RAID 5は1台故障に対応可能、RAID 6は2台故障まで耐えられます。RAID 10は複数台故障に強いが、故障するディスクの組み合わせによる制限あり。 -
容量効率
RAID 0は全容量が使えます。RAID 1とRAID 10は半分の容量しか使えません。RAID 5はパリティ分1台分を差し引き約87.5%、RAID 6は2台分を差し引き約75%の容量効率です。
まとめ
RAIDレベル | 速度 | 耐障害性 | 容量効率 | 用途例 |
---|---|---|---|---|
RAID 0 | 最速 | 低い | 最大 | 高速処理が必要でデータ損失リスクを許容できる場合 |
RAID 1 | 高速 | 高い | 低い | 重要データのバックアップ用途 |
RAID 5 | 高速 | 中程度 | 高い | バランス重視の一般的な用途 |
RAID 6 | やや低下 | 高い | 中程度 | 高信頼性が必要な環境 |
RAID 10 | 最速 | 高い | 低い | 高性能かつ高信頼性が必要なシステム |
このように、速度・耐障害性・容量効率はトレードオフの関係にあり、用途やコストに応じて最適なRAIDレベルを選択することが重要です。
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