以下にRAID 1、RAID 5、RAID 6、RAID 10の違いをわかりやすくまとめた表と解説を示します。
RAIDレベル | 構成方式 | 最低必要ディスク数 | 容量効率(総容量に対する利用可能容量) | 耐障害性(故障対応可能台数) | 速度(読み書き) | 主な特徴・メリット・デメリット |
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RAID 1 | ミラーリング(同じデータを複数ディスクに複製) | 2 | 50% | 1台 | 読み取り高速、書き込みは普通 | 高い冗長性。1台故障してもデータ保護。容量効率は低い。 |
RAID 5 | ストライピング+パリティ(データ分散+誤り訂正情報) | 3 | 約(N-1)/N(例:4台なら75%) | 1台 | 読み取り高速、書き込みはやや遅い | バランス良い速度と冗長性。1台故障対応。パリティ計算で書き込み負荷あり。 |
RAID 6 | ストライピング+ダブルパリティ(2重の誤り訂正情報) | 4 | 約(N-2)/N(例:4台なら50%) | 2台 | 読み取り高速、書き込みはRAID5より遅い | 2台故障まで耐えられる高い冗長性。書き込み速度低下がデメリット。 |
RAID 10 | ミラーリング+ストライピング(RAID1のセットをRAID0で結合) | 4(偶数) | 50% | 1台以上(ミラーセット内1台故障まで) | 読み書き高速 | RAID0の速度とRAID1の冗長性を両立。高コスト。容量効率は低い。 |
解説
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RAID 1は単純なミラーリングで、2台のディスクに同じデータを書き込みます。1台が故障してもデータは失われず安全ですが、容量効率は半分になります。
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RAID 5はデータを複数ディスクに分散しつつ、パリティ情報(誤り訂正用の情報)を1台分使うことで1台の故障に耐えられます。読み取り速度は速いですが、パリティ計算のため書き込み速度はやや遅くなります。
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RAID 6はRAID 5のパリティを2重にしており、2台のディスク故障に耐えられます。信頼性は高いですが、書き込み速度はさらに低下します。
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RAID 10はRAID 1のミラーリングセットを複数作り、それらをRAID 0でストライピング(分散書き込み)する構成です。高速かつ高信頼ですが、最低4台のディスクが必要でコストが高くなります。容量効率はRAID 1と同じく50%です。
これらの違いは、用途や求める性能・信頼性・コストに応じて選択されます。
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