RAID 10とRAID 6の比較は、必要ドライブ数、パフォーマンス、安全性の3点で以下のように異なります。
比較項目 | RAID 10 | RAID 6 |
---|---|---|
必要ドライブ数 | 最低4台(偶数台)2台ずつミラーリングし、それをストライピング | 最低4台(ただし一般的には5台以上推奨)データと2重パリティを分散保存 |
パフォーマンス | 書き込み速度は (N \times X / 2)(Nはドライブ数、Xは単体速度)読み取り速度は高速(複数ドライブから同時読み取り可能)再構築速度も比較的速い | 書き込み速度は (N \times X / 6)(パリティ計算や書き込みが多いため遅い)読み取り速度は良好再構築は複雑で遅め |
安全性(耐障害性) | 1台ずつのミラーリングにより、複数台故障に強いが、故障するドライブの組み合わせによる | 2台までの同時故障に耐えられる(パリティが2重)耐障害性はRAID 10より高い場合もある |
詳細説明
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必要ドライブ数
RAID 10は最低4台で構成し、2台ずつミラーリングしたペアをストライピングして高速化を図る。RAID 6も最低4台から可能だが、一般的には5台以上で構成し、2台分のパリティを持つため、実質的に使える容量は少なくなる。 -
パフォーマンス
RAID 10は書き込み時にミラーリングのためデータを2回書くが、ストライピングにより読み取りは高速。書き込み速度はドライブ数の半分に比例する。RAID 6はパリティ計算が複雑で書き込み速度が遅くなるが、読み取りは複数ドライブから同時にできるため良好。ただし、書き込み速度はRAID 10よりかなり遅い。 -
安全性
RAID 10はミラーリングにより1台のドライブ故障には強いが、故障したドライブの組み合わせによってはデータ損失のリスクがある。RAID 6は2台のドライブが同時に故障してもデータを保護できるため、耐障害性は高い。ただし、再構築時の負荷が大きい。
以上より、RAID 10はパフォーマンス重視で高速かつ比較的安全、RAID 6は耐障害性重視で安全性が高いが書き込み性能は劣るという特徴があります。用途や優先するポイントに応じて選択されます。
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