Microsoft Copilotの料金体系は主に4つのプランに分かれており、用途や対象ユーザーによって異なります。
| プラン名 | 料金（月額・1ユーザーあたり） | 対象 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 無料版 Copilot | 無料 | 個人・試用 | 基本的なチャット、要約、画像生成などの機能 |
| Copilot Pro | 約3,200円（20ドル） | 個人ユーザー | Officeアプリ連携、GPT-4優先アクセス、画像生成（DALL·E 3）など |
| Microsoft 365 Copilot | 約4,497円（30ドル） | 法人・組織 | TeamsやMicrosoft Graph連携、高度な統合機能、組織のファイルやメール文脈対応 |
| Copilot Studio | 変動制（クレジット単位） | 開発者・AI担当 | AIエージェント構築向け、使用量に応じた課金 |
（※料金は為替や契約形態により変動する可能性があります）
導入コストのポイント
-
ライセンス費用
法人向けのMicrosoft 365 Copilotは、対象のMicrosoft 365プラン（例：Business Standard、Enterprise E3/E5など）のライセンス費用に加えて、Copilotの追加料金（月額約4,497円/ユーザー）が必要です。ユーザー数に比例してコストが増加します。例：50ユーザーで年間約270万円程度のCopilot費用がかかります。 -
初期設定・教育コスト
導入時にはIT部門による環境構築、セキュリティ設定、ユーザー向けトレーニング資料作成や教育など、ライセンス料以外の人的リソースや時間コストも発生します。これらは見えにくいが重要な「隠れコスト」として計上すべきです。 -
契約形態
Copilot Proは月額プランと年額プランがあり、年額契約のほうが割安になる場合があります。購入はMicrosoft公式サイトからオンラインで簡単に行えます。
まとめ
- 個人利用なら無料版または機能拡張のCopilot Pro（月額約3,200円）が主な選択肢。
- 法人利用では、既存のMicrosoft 365ライセンスに加え、Microsoft 365 Copilot（月額約4,497円/ユーザー）の追加費用が必要。
- 導入にはライセンス費用以外に、初期設定や教育などのコストも考慮する必要がある。
- Copilot Studioは開発者向けで利用量に応じた課金体系。
これらを踏まえ、導入規模や用途に応じて最適なプランと総コストを検討することが重要です。
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