被リンクプロファイルの調査手順と否認（disavow）申請の実務

被リンクプロファイルの調査手順

被リンクプロファイルの調査は、Google Search Console（無料）やAhrefsなどの有料ツールを使って、リンク元サイト・ページ数・質を把握する手順から始めます。これにより、低品質リンクを特定し、SEOリスクを評価します。

基本手順（Google Search Console使用）

1. Google Search Consoleにログインし、対象サイトを選択。
2. 左メニューから「リンク」を選択。
3. 「外部リンク」セクションで確認：
   • 上位のリンク元サイト・ページ、最もリンクされているページをチェック。
   • 詳細でリンク一覧を表示し、URLをクリックしてリンク元を検証。

詳細調査（Ahrefs使用、推奨30分以内）

1. AhrefsのSite ExplorerにサイトURLを入力（プレフィックスモード）。
2. 被リンク（Backlinks）レポートを開き、フィルタ適用：
   • nofollowリンク除外、参照元IPでスパムネットワーク検知。
   • Best by Links Growthで急増リンクを優先。
3. 指標確認：参照ドメイン数、ドメインレーティング（DR）、アンカーテキスト分布。
4. 競合分析：競合URL入力でギャップ発見（Link Intersect機能）。

その他のツール

• Ubersuggest/SEMrush：無料/簡易版で被リンク一覧・ドメインスコア確認。
• フィルタ活用：dofollow/nofollow、IPアドレス、Googleインデックス状況で低品質リンク絞り込み。

評価ポイント：リンク元のDR高低、スパム度（同一IP多発）、自然分布かをチェック。異常時は否認対象。

否認（Disavow）申請の実務

否認は低品質・スパムリンク（ペナルティ疑い時）でGoogleに申請し、影響を除外します。事前調査必須で、過度使用は避けます。

申請手順

1. 調査完了後、低品質リンクリスト作成：

   項目	確認内容	対象例
   リンク元質	DR低、スパムサイト	同一IP多、成人・ギャンブル系
   分布異常	急増・不自然アンカー	過去30日大量獲得
   状態	存在せず/nofollow	Google未インデックス

2. Disavow Tool使用：

   • Google Disavowツールにアクセス（Search Console経由）。
   • 対象プロパティ選択。
   • テキストファイル（.txt）でURL/ドメインリストアップロード（1ファイル1サイト）（検索結果に明記なし、一般知識補完）。

3. 注意点：

   • 申請後撤回不可、再申請は慎重に。
   • 効果確認：申請後数週間でSearch Console監視、自然回復か検証。
   • 推奨頻度：年1-2回、プロファイル健全化後。

これらでプロファイルを最適化し、SEO効果を最大化。ツール無料版から始め、有料で深掘り推奨。