GA4でのコンバージョン設定は、「イベント」とその「パラメータ」を用いて行います。具体的には、GA4がデフォルトで収集するか、追加で設定したイベントのパラメータの値を条件にして、新たにコンバージョンイベントを定義する仕組みです。つまり、パラメータはコンバージョン判定の条件として機能し、特定のパラメータ値を持つイベントをコンバージョンとして計測します。
詳細は以下の通りです。
- イベント：GA4ではユーザーの行動を「イベント」として計測します。コンバージョンはこのイベントの中から特に重要なもの（キーイベント）を指定します。
- パラメータ：イベントには複数のパラメータ（属性情報）が付与されており、例えば「購入金額」や「ページURL」などが含まれます。これらのパラメータの値を条件にして、特定のイベントをコンバージョンとして設定可能です。
- コンバージョン設定方法：GA4管理画面で、既存のイベントをコンバージョンとしてマークするか、パラメータ条件を指定して新たなイベントを作成し、それをコンバージョンに設定します。
- 例：購入完了イベントのうち、パラメータ「purchase_amount」が一定以上のものだけをコンバージョンにする、といった設定が可能です。
また、GA4では従来のUAの「目標設定」と異なり、コンバージョンは「キーイベント」として管理され、設定しないと計測が開始されません。パラメータはこのキーイベントの条件設定に不可欠な役割を果たします。
まとめると、GA4のコンバージョン設定は「イベントの発生」と「そのイベントに付随するパラメータの条件」によって成り立っており、パラメータはコンバージョン判定の細かい条件指定に使われる重要な要素です。
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