ウェブサイトのパフォーマンスKPIは主に「トラフィック」「エンゲージメント」「コンバージョン」「売上」の4つのカテゴリに分けられ、それぞれ異なる特徴と目的があります。
| KPIカテゴリ | 代表的な指標 | 特徴と目的 |
|---|---|---|
| トラフィック | PV数（ページビュー）、UU数（ユニークユーザー）、セッション数 | サイト訪問者数やページ閲覧数を測定し、集客力や認知度を把握。どれだけの人がサイトに訪れているか、どのページが人気かを示す基礎指標。 |
| エンゲージメント | 回遊率、直帰率、平均セッション時間、ページ遷移率 | ユーザーがサイト内でどれだけ深く関わっているかを示す。複数ページの閲覧や滞在時間が長いほど、コンテンツの魅力やサイトの使いやすさが高いと判断できる。 |
| コンバージョン | コンバージョン数（CV数）、コンバージョン率（CVR）、問い合わせ数、資料ダウンロード数 | サイト訪問者が具体的な成果（問い合わせ、購入、資料請求など）に至った回数や割合。ビジネスゴールへの貢献度を定量化し、施策の効果測定に重要。 |
| 売上 | 顧客単価、LTV（顧客生涯価値）、受注数、CPA（成果獲得単価） | 売上や利益に直結する指標。ECサイトなどでは顧客単価やリピート率、LTVを重視し、収益性の向上を目指す。 |
詳細説明
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トラフィックKPIは、サイトの訪問者数やページの閲覧数を示し、集客状況や認知度の把握に使います。PV数はページが表示された回数、UU数は重複を除いた訪問者数、セッション数は訪問者の一連の行動回数を表します。
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エンゲージメントKPIは、ユーザーがサイト内でどれだけ積極的にコンテンツを閲覧しているかを示します。回遊率は複数ページを閲覧した割合、直帰率は1ページだけで離脱した割合で、これらはサイトの使いやすさやコンテンツの魅力度を評価する指標です。
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コンバージョンKPIは、問い合わせや購入などの具体的な成果に至った数や割合を示します。CV数は成果件数、CVRは訪問数に対する成果率で、フォーム改善や訴求の効果検証に用いられます。BtoBサイトでは問い合わせ数や資料ダウンロード数が重要な指標です。
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売上関連KPIは、ECサイトなどで特に重視され、顧客単価やLTV（顧客生涯価値）、リピート率などが含まれます。これらは収益性や顧客維持の観点から重要で、売上向上のための施策評価に使われます。
これらのKPIは、Webサイトの目的や業種によって重視される指標が異なり、適切に組み合わせて設定することが効果的です。
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