Microsoft Copilotの使い方と設定手順

Microsoft Copilotは、Microsoftが提供するAIアシスタントで、文書作成・要約・翻訳・画像生成・コード作成など、さまざまな業務効率化をサポートします。以下に、主な使い方と設定手順を紹介します。

1. Microsoft Copilotとは？

• AIとチャット形式で会話可能
• 文書作成・要約・翻訳・画像生成・コード作成などが可能
• Microsoft 365アプリ（Word、Excel、PowerPointなど）とも連携可能
• 無料版と有料版（Copilot Pro、Copilot for Microsoft 365）がある

2. 利用方法と設定手順

Webブラウザで利用する（無料版）

1. Webブラウザでアクセス

   • bing.com にアクセス
   • 検索ボックス右側にある「Copilot」アイコンをクリック
   • ブラウザ幅が狭い場合は、Microsoft Bingロゴの右側にアイコンが表示される

2. ログイン（任意）

   • Microsoftアカウントでログインすると、履歴や設定がクラウドに保存され、複数デバイスで同期可能

3. 質問・指示を入力

   • 入力ボックスに質問や指示を入力（例：「議事録のテンプレートを教えて」）
   • 回答や生成された内容を確認

Windowsで利用する（Copilot in Windows）

1. アプリのインストール

   • Windows 11以降では標準搭載
   • タスクバーの「Copilot」アイコンをクリック、またはスタートメニューから「Copilot」アプリを開く

2. 音声会話の利用

   • マイクアイコンをクリックして音声で会話可能
   • 自然な会話形式でAIとやり取り

Microsoft 365アプリで利用する（Copilot for Microsoft 365）

1. ライセンスの割り当て（管理者向け）

   • Microsoft 365管理センターにサインイン
   • [課金] > [Licenses] から「Microsoft 365 Copilot」を選択
   • ユーザーにライセンスを割り当て

2. アプリでの利用

   • Word、Excel、PowerPointなどにCopilotが表示される
   • リボンやメニューからCopilotを起動
   • プロンプト（指示）を入力して文書作成・要約・翻訳などを実行

3. 効果的な使い方のコツ

• 目的を明確に伝える
  • 例：「今年度の売上データをもとに、グラフ付きレポートを作成して」
• 場面や役割を設定
  • 例：「社内向けの通知文として、丁寧な表現で作成して」
• 出力形式を指定
  • 例：「箇条書きで要約して」「英語で翻訳して」
• 会話を繰り返して精度を高める
  • 不十分な回答があれば、追加指示や修正を依頼
• AIの回答は必ず確認
  • 生成された内容は事実確認や表現の調整が必要

4. その他の活用例

• Excelでのデータ分析
  • テーブルデータを選択し、「Copilot」とチャットして分析やグラフ作成を依頼
• PowerPointでのプレゼン資料作成
  • 会議の議事録や資料の要点をもとに、スライドを自動生成
• TeamsやEdgeでの要約機能
  • メールや会議の内容を要約して共有

5. 注意点

• 無料版は基本的な機能が利用可能
• 有料版（Copilot Pro、Copilot for Microsoft 365）は高度な機能やアプリ連携が可能
• AIの回答は必ず事実確認と社内文脈のチェックを行う

Microsoft Copilotは、業務の自動化や効率化に非常に役立つツールです。プロンプトの書き方や活用のコツを押さえて、効果的に活用しましょう。