JP Ranking - オンライン知識ベース - 2026-01-09

ゲストポスティング投稿後の効果測定方法

ゲストポストの効果測定は、「どのKPIを追うか決める → トラッキングの仕掛けを入れる → データを比較・分析する」という流れで行うのが基本です。以下をそのままチェックリストとして使えるようにまとめます。


1. まず決めるべき「目的」とKPI

目的に応じて見る指標が変わります。

  • 認知拡大
    • 表示回数/PV(その記事のアクセス数)
    • 読了率、平均滞在時間、直帰率
  • 自社サイトへの送客
    • 自社サイトへのセッション数(Referral)
    • クリック率(記事閲覧数に対する自社サイト流入数)
  • リード獲得・売上
    • コンバージョン数(資料DL、メルマガ登録、問い合わせ、購入など)
    • コンバージョン率、CPA(1件獲得にかかったコスト)
  • ブランディング・権威性
    • 指名検索数(自社名・サービス名での検索回数)
    • 被リンク数とその質、SNSでの言及・シェア数

まず「今回のゲストポストで何をゴールにするか」を1〜2個に絞ってから測定設計をしてください。


2. 投稿前に必ず仕込むべきトラッキング

  1. UTMパラメータ付きURLを使う

    • ゲストポストから自社サイトへ貼るリンクは、すべて別々のUTMを付与
    • 例)utm_source=guestblog&utm_medium=referral&utm_campaign=siteA_202601
      → Google Analyticsなどで「どのメディア・記事・アンカーテキストから来たか」が判別できます。
  2. 専用LP/専用ページを用意

    • 可能なら「そのゲストポスト専用のLP」または専用URLに誘導
    • 記事A用LP・記事B用LP…と分ければ、記事ごとの成果を明確に比較可能です。
  3. 専用クーポンコード・キャンペーン

    • 「GUESTSITE10」のような記事専用クーポンを発行
    • 決済や申込フォームでクーポン使用数をカウントすれば、ダイレクトに売上貢献を測れます。
    • (ポスティングでクーポン付きチラシを使って効果測定するのと同じ考え方です。)
  4. 専用フォーム項目

    • 問い合わせ・申込フォームに
      • 「どこで当社を知りましたか?」
      • 「○○サイトの記事を見て」
        といった選択肢を用意し、集計可能な形で保存します(ポスティングで来店動機を聞く方法と同じ発想です)。

3. 実際に見るべきデータと確認ポイント

3-1. トラフィックと行動

  • セッション数/ユーザー数(Referral経由)
    • 参照元/メディアでゲストサイト名を指定して確認
  • ランディングページとしてのパフォーマンス
    • 直帰率・平均滞在時間・スクロール深度
    • 「滞在が長く、直帰率が低い=記事と受け皿ページのメッセージが合っている」可能性が高い

3-2. コンバージョン

  • コンバージョン数・CVR
    • 設定したゴール(資料DL、登録、購入など)単位で
    • 「ゲストポストから来たユーザー」と「その他の流入」それぞれのCVRを比較
  • CPA(1件あたり獲得コスト)
    • 外注ライティング費用、編集工数、スポンサー費などを加味し
    • 総コスト ÷ ゲストポスト経由CV数で算出

3-3. 長期的な効果

  • 指名検索数の推移
    • Search Consoleや検索広告のインプレッションで、「ブランド名・サービス名」の検索回数が増えていないかを見る
  • 被リンクとSEOへの寄与
    • 被リンク分析ツールで
      • 新規リンク数
      • ドメインオーソリティ
      • リンク先ページの検索順位の変化
  • リピーター化・LTV
    • 初回流入からどのくらいの期間で、何度購入・利用しているか
    • ゲストポスト経由ユーザーのLTVが他経路より高ければ、多少CPAが高くても投資価値あり

4. 比較・分析の切り口(PDCA を回す)

ポスティングでも「配布エリア/内容ごとに反響率を比較して改善する」ことが重要とされますが、ゲストポストも同じです。

比較の例:

  • メディア別:Aサイト vs Bサイト(業界専門メディア vs 一般的な情報サイト)
  • コンテンツ形式別:
    • ノウハウ記事 vs 事例記事 vs インタビュー
  • CTA別:
    • 無料資料DL vs 無料相談 vs メルマガ登録
  • タイトル・切り口別:
    • 課題訴求型タイトル vs ベネフィット訴求型タイトル

これらを、

  • セッション数
  • CV数/CVR
  • CPA
    で並べて、「次にどこへ、どんなテーマで、どんなオファーで出すか」を決めます。

5. シンプルな実務フロー例

  1. 目的とKPIを決める(例:リード10件獲得、CPA◯円以下)
  2. UTM付きURL・専用LP・専用クーポンを準備
  3. フォームに「経路」質問を追加
  4. ゲストポスト公開(SNS等での二次拡散も行う)
  5. 1〜4週間ほどデータを蓄積
  6. Analytics・Search Console・決済/CRMからデータ取得
  7. 「媒体×記事×CTA」ごとに成果を比較
  8. うまくいったパターンを横展開/改善点を次回の企画に反映

もし「BtoB SaaSでの例」「ECでの例」など、業種を決めてより具体的な設計をしたい場合は、その前提を教えてもらえればKPIと計測設計をさらに細かく書き出します。

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