RAID10(1+0)は「ミラーリング(RAID1)」を先に構成し、そのミラーリングされたセットを「ストライピング(RAID0)」でまとめた構成です。一方、RAID01(0+1)は「ストライピング(RAID0)」を先に構成し、そのストライプセットを「ミラーリング(RAID1)」で複製した構成です。
両者の主な違いは耐障害性の仕組みと強さにあります。速度や実効容量はほぼ同じですが、耐障害性に大きな差があります。
項目 | RAID10 (1+0) | RAID01 (0+1) |
---|---|---|
構成順序 | ミラーリング → ストライピング | ストライピング → ミラーリング |
耐障害性 | ミラーリング単位で独立しているため、複数台の故障に強い。グループを跨いで複数台の故障も許容可能。 | ストライプセット単位での冗長化のため、1台の故障がストライプセット全体の無効化につながりやすく耐障害性が低い。 |
故障許容例 | グループ内で1台故障まで、グループを跨いで2台までの故障を許容可能 | ストライプセットの1台故障でセット全体が無効化するリスクあり |
実効容量 | 全HDDの約50% | 全HDDの約50% |
速度 | 高速(RAID0のストライピング効果) | 高速(RAID0のストライピング効果) |
利用頻度 | 高い(耐障害性が優れるため) | ほとんど使われない |
まとめると、RAID10はグループ単位での冗長化が効いているため、複数台のHDD故障に対しても耐性が高く、重要なデータ保護に適しています。一方、RAID01は1台の故障がストライプセット全体の障害につながるため耐障害性が低く、実務ではほとんど採用されません。速度面では両者に大きな差はありません。
したがって、耐障害性を重視する場合はRAID10が推奨されます。
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