WordPressのバックアップと更新管理方法

WordPressのバックアップは、WordPressファイル（特にwp-content内のplugins、themes、uploadsフォルダー）とデータベースの両方を保存することが重要です。更新管理では、バックアップを定期的に取り、更新前に必ずバックアップを行うことが推奨されます。

具体的なバックアップ方法と更新管理のポイントは以下の通りです。

バックアップ方法

1. 手動バックアップ

   • FTPクライアント（FFFTPやFileZillaなど）を使い、サーバーの「public_html」フォルダを丸ごとローカルにダウンロードする。
   • phpMyAdminやcPanelのバックアップ機能を使い、WordPressのデータベースをエクスポートする。
   • これにより、サイトのファイルとデータベースの両方を確実に保存できる。

2. プラグインを使った自動バックアップ

   • BackWPupなどのプラグインを利用すると、ファイルとデータベースの自動バックアップが可能。
   • バックアップの頻度や保存場所（サーバー内やクラウドストレージ）を設定できる。
   • 手動でのバックアップもプラグインの「Backup Now」ボタンで簡単に実行できる。

3. レンタルサーバーのバックアップ機能利用

   • 一部のレンタルサーバーはバックアップ＆ステージング機能を提供しているため、これを活用する方法もある。
   • ただし、誤操作による復元対応はサーバー側で保証されない場合が多いので、自分でのバックアップも必須。

更新管理のポイント

• 更新前に必ずバックアップを取ること。テーマやプラグイン、WordPress本体の更新は不具合の原因になることがあるため、復元できる状態を確保する。
• 更新はテスト環境（ステージング環境）で動作確認を行ってから本番環境に反映するのが望ましい。
• バックアップは定期的に自動で取得し、複数世代のバックアップを保持することで、万が一の際に過去の状態に戻せる。
• バックアップファイルはサーバー外の安全な場所（クラウドストレージなど）にも保存しておくとより安全。

これらの方法を組み合わせることで、WordPressサイトの安全な運用と更新管理が可能になります。